11月の発表者は個性派かつ学究肌の三人が登場。発表に望む言葉に真面目で誠実な姿勢がにじみ出ています。
春口健二さん 演題 神社研究⑥『古代の祈りと祭り」
自分の足で確かめる歴史の旅
趣味の1つに<旅>が有ります。旅先では必ず神社を訪ねます。神社探訪では、その土地の歴史を学ぶことが出来ます。
更には高台からその土地の地形や河川をも概観出来ます。
車の免許は無く、専らJRのロ-カル線で移動し、古い町並みを散歩する、土地の人達に質問し新たな知識を学ぶことが楽しく習性になってます。
朝夕の散歩は欠かさず足腰を健全に保ち次の旅を楽しみに生活してます。
森岡 璋さん 演題「松陰日記を読む」(柳沢吉保伝)
あなたの知らない柳沢吉保像をお話します
過去の発表はいずれも慶長年間に話題を求めましたが今回は江戸時代中期の元禄時代に視点を移し将軍綱吉と側用人柳沢吉保を取り上げます。
江戸が最も輝いていた時代元禄を演出した名君綱吉と彼を補佐し多方面にわたる施策の推進をはかった実力者吉保の実像はどのような人物だったのか。
柳沢本人が記した日記“楽只堂年録”と側室正親町町子による“松陰日記”を読合せ綱吉と吉保の信頼関係と背景を解明してみたい。
進藤洋輔さん 演題「小机城を訪ねて」
横浜の古城から見える戦国時代
こんにちは。11月発表予定の進藤と申します。今回取り上げたテーマ「小机城址を訪ねて」は、実は私にとって大冒険、およそ城と言えば世に知られた著名なお城しか知らない私が、恐れ多くも関東の古城について調べ発表しようというのですから・・・
しかし、今回この古城を調べていく内に、実に多くの学びを手に入れることが出来ました。15世紀、すでに関東は戦国時代であり、しかもその戦乱の世を駆け抜けた勇猛果敢な戦国武将こそかの有名な太田道灌であったこと、まさに目から鱗が落ちるというたとえ通り、私には新鮮な驚きでした。
今回のつたない発表ではありますが、私が感じた驚きの幾分かでもお届けできればと思います。
*発表内容の要点は「横歴例会のご案内」をご覧ください。