[4月の発表者]

平成最後の月になりました。明日へつながる活発な発表を期待します。


                     <桜開花情報>野毛山公園:開花3月25日満開4月3日 千鳥ヶ淵:開花3月24日満開31日

近藤政次さん 演題 「日記を読む・そして○○をかく」

「日々好日・春近し」

2月末に原稿3本を書き上げてホッとしています。今日からはずーと、気になっていた信州製糸家への進出(MSS初期)について資料収集に入りました。
自宅近くの河津桜3本が濃いピンクの色に染まっています。その桜色にメジロの仲良し夫婦が今年も訪れ、上手に密を吸っています。
部屋で藤圭子、ちあきなおみのCDを聴きながらボールペンを走らせています。宇多田ヒカルに母・藤圭子の怨歌を歌ってほしいと夢想しています。今月末に多摩川を渡り昼夜通しで文楽を観に行きます。楽しみです。(3月9日記)

高野賢彦さん 演題 「武田信玄の死因と卒去地を探る」

「研究の基本は現場主義」
私の歴史研究はまず舞台となる現場へ足を運ぶことです。近年車も乗らなくなったので行動はせばまりましたが、約40年間できるだけ現地取材に努めています。
今回の発表は私の信条として、史実に疑問を抱くこと、またそれは何故か?で行動します。信玄の死因とその舞台について、通説に対する反論を提示したいと考えています。

 

高尾 隆さん 演題 「富士講の祖―食行身禄について」

「私の横歴入会について」
私が横歴に入ったのは、知人が主催する弘明寺周辺を訪ねるという歴史散歩の会に参加したことがきっかけでした。その中に竹村副会長、堀江前副会長がいたことから、会の存在を知り、江戸オタクで通史的な歴史の知識が浅い私は例会を覗いてみることにしました。
まず大勢の紳士淑女がまんじりともせず(でもないか)講義に聞き入っているのには圧倒されました。そしてなにより当時事務局長だった針副会長のダンディでスマートな司会振りに当会の品格のようなものを感じました。入会即決です!いまは上野さんがその役を務めています。もちろんいま覗いたとしても入会していますよ。