実りの秋です。皆さんの歴史研究は進んでいますか?
今回は異色の組み合わせ各人専門的な分野からの掘り下げです。
10月6日にお会いしましょう。乞うご期待!
鈴木美恵子さん 演題「医聖・華岡青洲とは」
6年前から、都内で伝統芸能(落語・講談・浪曲)の講座を受けている。各界の師匠から学ぶことは多い。話の「間」や、人へのちょっとした気遣い、礼儀作法など、少しでも足元に近づけたら良いと思うのだが、「笑い」のネタが多く楽しんでばかりいる。
健康には「笑い」が一番の薬と思い、これからも長く続けようと思っている。
寺田隆郎さん 演題「落語の種」
「私が『歴史』と名の付く会に入る事になるとは、今でも我ながら驚いています。私は3人兄弟の真ん中で、兄も弟も大学では歴史学を専攻していました。兄は大手出版社の役員を退いた今でも、敢えて歴史的仮名遣いで何か小難しい小文を発表し、弟は郷土博物館の館長を辞した今でも、定期的に郷土史の講座を開いています。私だけが、畑違いの英文科に進み、歴史小説の作家だった父親との会話に加われず、悔しい思いをしてきたのですから(笑)! でも落語が出来るのは、私だけ。その落語を通じて、この『歴史研究会』に導かれ、こんなに歴史好きの皆さまとお近づきになれたのですから、何とも不思議な巡り合わせですね。この度は、まさに落語と歴史を結び付けた発表をさせて戴く機会を得ましたことを、心より感謝しております。」
大岩 泰さん 演題「仏教史から歴史を眺める(中世まで)」
荒城の月で有名な岡城跡の町・大分県竹田市出身です。定年後歴史を勉強したいと思っていた矢先に斎木さんの会(日本美術史同好会)を知り、お寺の知識は歴史に欠かせないと思って入会。その後斉木さんの紹介で「横歴」に入りました。11~12年目です。歴史・仏教共にもともと素人ですが今回観点を変えて歴史を眺めたらどうなるのかと思い、まとめてみました。どうぞ忌憚なくご批判、ご意見を受け賜りたいと思います。
*10月発表の概要は「横歴 例会のご案内」をご覧ください。
9月例会発表者のレジュメは研究発表をご覧ください。*スマホの場合 題字下 MENU⇒研究発表