[横歴通信2月]2月例会休講


今年は2月2日が節分です。節分はその名の通り、季節の分かれ目。冬の節分は立春の日の前日となるので、そこがずれると節分の日もずれてきます。節分が2月2日になるのは、明治30年(1897)2月2日以来124年ぶりとのことです。邪気を追い払うためとして古くから豆撒きが行われますが、新型コロナウィルスもこれで追い払いたいものです。

横歴例会は3月までの休講となりました。

未だ新型コロナウィルスによる収束の見通しが立たない中、感染防止の観点から残念ながら3月2日に予定していた例会は休講となりました。会員皆さんの安全・安心が保たれる状況での4月例会の再開に向けて準備を進めています。
4月4日(日)は新春講演会に予定されていた柴裕之先生の講演を行います。
演題・・・『 山崎合戦の性格-本能寺変後の主導権争い 』
講師・・・柴 裕之 先生
大河ドラマ「麒麟がくる」は2月で終了します。クライマックスの本能寺変直後の動向と山崎合戦とはどのような戦いであったのか。NHK BSの特集番組「本能寺の変サミット2020」にも当時代の専門的研究家として登場した柴 裕之先生の講演にご期待下さい。
略歴
・昭和48年(1973)東京都生まれ
・東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学・東洋大学)
専門は日本中近世移行期(戦国・織豊期)政治社会史。戦国・織豊期の政治権力
と社会についての研究を専門とする。
・現在、東洋大学文学部史学科非常勤講師。

主な著書
【単著】
・『戦国・織豊期大名徳川氏の領国支配』:岩田書院、2014年
・『徳川家康-境界の領主から天下人へ-』:平凡社、2017年
・『シリーズ実像に迫る17清須会議-秀吉天下取りへの調略戦-』戎光祥出版、2018年
・『織田信長-戦国時代の「正義」を貫く-』:平凡社、2020年12月刊行予定
【編著】
・『論集戦国大名と国衆20 織田氏一門』:岩田書院、2016年
・『図説 明智光秀』:戎光祥出版、2018年
・『織豊大名の研究8 明智光秀』:戎光祥出版、2019年
・『図説 豊臣秀吉』:戎光祥出版、2020年
【監修】
・すずき孔『マンガで読む 新研究 織田信長』:戎光祥出版、2018年
・すずき孔『マンガで読む 信長武将列伝』:戎光祥出版、2019年
ほか

年間スケジュールが変更となります。

2月/3月に予定されていた発表者の方々へはご都合を伺った上で、5月以降に組み換えを行います。
発表を予定されている皆様には大変申し訳ありませんが、スケジュールが確定次第、改めてご連絡させて頂きます。
詳細については3月の横歴通信でお伝えします。
一日でも早いコロナ禍の収束を願ってやみません。
例会を楽しみにお待ちいただいている会員皆さん!どうぞ十分に健康に留意してお身体ご自愛下さい。