瀬谷俊二郎さん演題『膨張の70年(PART1)』
80の手習い。パワーポイント習得で頭のパワーアップ。
コロナ禍の中、家に閉じこもるほど心身の衰えが心配で、80過ぎのわが身に日課として生活の戒めや運動を課して過ごしています。それが「か・み・も・い・む」のダメ5か条の生活信条です。また好きなゴルフもスコアを気にしては楽しくないので、「アル中ゴルフ」と称し泰然自若に徹すること。その心は「歩くのが中心のゴルフ」だそうです。
瀬谷さん曰く今回の発表も己に課したノルマである。発表は「短く・分かりやすく・面白く」をモットーに戦中を体験した人間として皆さんに伝えたいそうです。(平成27年入会)
●これまでの演題
H29「江戸後期の三先生」
H30「第0次世界大戦」(日露戦争)
森岡 璋さん 演題『将軍綱吉と柳沢吉保』
歴史人のプライバシーを覗く。日記は考察の泉
おそらく横歴のご同輩と同じく会合、会食一切なしの図書館通いと近隣の散策の毎日を送っています。今回は前回も発表した柳沢吉保のお話である。ポイントは将軍綱吉や吉保の側室町子、また朝廷によしみを通じていた当時の公家や門跡が残した日記や文書をひも解くことで、多角的に浮かび上がる綱吉や吉保の実像を下に、さまざまな仮説を立てイメージを構築していくことが実に楽しい時間だそうです。
誤解の多い綱吉・柳沢の新たな実像をどうぞお楽しみに!(平成17年入会)
●これまでの演題
H19 「戦国時代を生き抜いた北条家の末裔横井・平野一族」
H20「慶長日件録」の世界 戦国時代を生き抜いた平野一族(その二)
H22「慶長日件録に観る殿上人の一年 」
H24「舟橋秀賢と大樹(徳川家康)」
H25「慶長日慶日件録のまとめ」
H28「家康と近衛信伊」
H30「松陰日記を読む」(柳沢吉保伝)
古谷多聞さん 演題『ノモンハン事件の真相』
わずか前の時代に繰り返してはならない歴史がある。
毎回日本帝国海軍・陸軍ものをテーマに発表される古谷さん、その取り上げる題材のため親軍国的な方かと誤解されるかもしれない。しかしその真意は「なぜ我が国はくだらない戦争をしたのか?」「その原因はどこにあったのか?」だそうです。調べれば調べるほどに戦いは避けることができたという思いにかられるという。そろそろ70年前の過去も学ぶべき歴史となりつつある。自らを戦争忌避論者という古谷さんの教科書では習わない歴史を拝聴しましょう。(平成18年入会)
●これまでの演題
H22 東海道五十三次漫遊の旅雑学記
H23忘れられていた海軍大将・山梨勝之進
H24 最後の海軍大将・原理主義 井上成美
H25ワシントン海軍軍縮会議
H26「海軍大将」四方山話
H27連合艦隊司令長官東郷平八郎、先任参謀秋山真之の動揺・迷走
H28悲劇のロンドン会議
H29連合艦隊の勝因・露艦隊の敗因…天佑神助
H30シベリア出兵