今月の例会参加者は93名でした。(会員 86名 新会員 1名 ゲスト 6名)
コロナ以降減少していた参加者も以前の賑わいに近づいているようです。梅の枝にも鶯が遊び、河津桜や菜の花も咲き始めました。研究発表会もその後の懇親会も盛り上がっています。雑談・歴史談義と大いに話し、楽しみましょう!
新入会員
竹内 裕子さん
歴史が好きで、楽しく語り合える友達が欲しいと思っていた折に、横歴を知ったので入会させていただきました。
「はなしの壺」に代わり、今年度は「歓感楽学」と題して会員やゲストなど皆様の声を載せていきます。多くの会員参加型のホームページを皆様と共に作っていきたいと思います。研究発表会でのご意見ご感想等をお寄せください。
佐々木眞佐子氏・・・演題「榎本武揚と箱館戦争」
現地見聞による初発表とは思えないような確かな講演に称賛の声
榎本武揚という男はなぜ函館戦争という大戦を引き起こしたのか?という疑問から探求にいたったと言う佐々木氏。自ら実写したという開陽丸が座礁したという江差沖の荒海に戦いの明暗をみたのだろうか?
・若い女性が榎本武揚に興味を持たれたことが嬉しい。初めて聞く内容が多かった。
・立派だった。落ち着いて分かりやすい話し方だった。
・おもしろかった。榎本武揚の知らない面を知ることができた。
・今回の発表で初めて知ることがたくさんあり、勉強にもなりましたし、面白かったです。
・初めての発表なのに大変落ち着いて話をされていた。
・単なる恨みや義憤ではなく、蝦夷開拓の魅力を一番思っていたひとかもしれない。
〈演者〉現地に行って「このような厳しい環境の中に大志を持って行った人々の勇気に感心した」
木村高久氏・・・演題「予測されている首都直下地震の問題点について」
歴研の多くを語ってきた演者があえて伝えたい「大地震の恐ろしさと備え」
通常は石器時代などの題材をひも解かれることが多い木村氏が、日頃関わられている災害ボランティアの仕事を通して、大地震に対し我々はどう備え、いかに対応しなければならないかを熱く語っていただいた。年頭に起きた能登の大震災があっただけに身に迫る内容だった。
・話を聞いて、日頃から備えなければいけないと思った。勉強になった。
・真面目な話だが、冗談もあり、楽しかった。
・行政の人が系統立てて話すようで、わかりやすくてよかった。
・いつか来るその時に、少しでも慌てずに行動できるよう、普段から自分にできることを考えていきたいと思いました。
・防災の自助・共助・公助の三助の大切さをいま報道を通してリアルに感じています。わが身に置き換えてご近所などの共助を再考しなければいけないと思いました。
〈演者〉関東大震災の時、横浜にできたその後「関西村」と呼ばれたボランティアの存在を知ってその活動に共感したことがいまの思いに繋がっている。
山下美智子氏・・・演題「覗いて見たい?面白ニッチな歴史アラカルト
端唄・三味線の家元でもある山下氏は今回も端唄にも語られる江戸文化のお話。
現代とは異なる江戸の庶民の恋愛事情や風俗を中吊り広告風に取りあげて、楽しくわかりやすく解説いただいた。
・昔の江戸時代の姿をイメージできてよかった。江戸時代はリアルだった。江戸時代に戻りたい(笑)。
・面白くてついつい引きこまれてしまいました。
〈演者〉いまの若者には端唄に綴られる言葉や世界が難しいようなので、絵解きや今風な例えで話をさせてもらっています。
<全体についての感想>
皆さん、一生懸命に調査し、まとめあげ、それぞれに苦労があったと思いますが、発表は素晴らしかったです。皆さん、お疲れさまでした。
*今後の予定として4月に春の歴史散歩、5月に歴史研修旅行が控えています。今から健康管理をし、体調を整えて、準備万端で参加しましょう!