[横歴通信7月]

イタリア山公園の噴水広場 (髙島氏撮影) 


 

 
噴水の歴史はとても古くて、紀元前3,000年頃、古代メソポタミア文明の遺跡から“噴水の跡”と思われるモノが発見されているそうです。古代ギリシャでは泉を利用して噴水が造られて、その周囲には、神殿が建てられるようになりました。現存する日本最古とされる噴水は 金沢兼六園の噴水で1861年に前田斉泰が金沢城 内に作らせたもので、高低差を利用して動いています。長崎公園の噴水も明治十一年(1878年)ごろに作られ、装飾噴水としては古いとされています。明日香村の石神遺跡では噴水機能をもつ須弥山石や石人像といった石造物が出土しています。 斉明女帝の時代には、東北に住む蝦夷や南九州に住む隼人、また外国使節を迎え、饗応するためにつくられたと考えられ、女帝が目指した国づくりや都づくりの象徴でもありました。

7月例会は7月6日(土)開催

令和6年7月6日(土)13時より関内ホール 【小ホール (規制下132席) 】
 開場 12時15分~     開会 13時
開場時間は資料整理の都合上12時15分からとさせて頂きますのでご協力をお願いします。

・ 横浜市中区住吉町4-42-1 ☎045-662-1221
・ 横浜市営地下鉄「関内駅」9番出口から徒歩3分
・ JR「関内駅」北口から徒歩6分・ みなとみらい線「馬車道駅」5番出口から徒歩5分
 

 
研究発表
◆発表者
(1)熊本修一さん・・・演題「幕末・維新に活躍した軍略家 大村益次郎の功績」
(午後1時10分~2時10分/質疑応答を含む)
(2)長尾正和さん・・・演題「『関ヶ原の戦い』とは… 最近の研究から」
(午後2時20分~3時20分/質疑応答も含む)
(3)竹内章二さん・・・演題「行基 ~菩薩と呼ばれた異能の僧~」
(午後3時30分~4時30分/質疑応答も含む)
*詳細は例会案内をご覧ください。

*8月の例会はお休みです。
*関内ホールでの研究発表会は今月で終わりとなります。
9月からは開港記念会館が例会会場となります。お間違いのないようご注意ください。
 

*横歴勉強会 第1回パワーポイント入門講座が6月29日(土)に開催されます。
*横歴勉強会 第2回古文書入門講座が6月30日(日)に開催されます。