[横歴通信3月]

◎研修旅行・バスツアー「水戸徳川家ゆかりの地を訪ねる」1泊2日の旅参加者募集中!!
*詳細は下記記載

◎NEWS UP
3月17日(土)夜10時~10時52分 BS-TBSにおいて、「縄文人の起源」放映
歴研本部や神奈川歴研でも講演されたことのある小田静夫氏が「新・海上の道」を話されるそうです。同氏プロフィールは下記詳細。

訃報
・去る2月28日当会会員 間淵二三夫さんが亡くなられました。享年81歳。
創設期の頃から入会され、古代史研究などを数多く発表されていました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

◎3月例会が開催されました。
3月3日(土)横浜開港記念会館において3月例会が開催されました。参加者数103名(会員91名・新入会員1名・ゲスト11名)

◆加藤会長の挨拶
「春先から嬉しいニュースが飛び込んできました。当会役員を務めていただいている村島秀次さんが、学習院大学大学院 人文科学史学専攻 博士前期課程に合格されました。大学院生として学ばれるかたわら当会の仕事も果たしていただけるとのことです。学業の成果が我々の研鑽にもつながることを期待しています。」
「冬季オリンピックが終了しました。羽生選手などの活躍が感動を与えてくれました。500mスピードスケートで金メダルをとられた小平菜緒選手ですが、信州大学を出られたあと選手活動を続けるために所属先を探していたところ、地元の選手のためにと手を上げてくれたのが松本にある相澤病院でした。小平さんをバックアップしたいとの思いを持たれた、素晴らしい相澤理事長との結びつきが実を結んだわけです。我々も皆さんとの縁、結びつきでつながっています。大切にしたいと思います。」

◎【新会員】3月より鈴木美恵子氏が入会されました。

◎研究発表者
齋木敏夫 「極楽浄土への憧れが具現化した九体阿弥陀堂」
清水 漠「甲斐・武田氏親族《穴山氏の興亡》」
木村髙久「在野の考古学者の相沢忠洋とFから思うこと」
*発表者のレジュメは「研究発表」のページに掲載しています。

例会・イベント情報

◎4月の例会発表
発表者は中島 賢治さん、長尾 正和さん、村島 秀次さんです。発表の概要を「例会のご案内」に掲載しています。開催日は4月8日(日)多くの皆さまの御参加を期待しています。

◎4月22日 春の歴史散歩「江戸・明治の文化が漂う-谷中を歩く」

◎春の展示会イベント情報を更新「会員のページ」に掲載 面白い企画展示が出揃っています」

◎5月24日(木)・25日(金) 研修旅行・バスツアー「水戸徳川家ゆかりの地を訪ねる」1泊2日
近世においては徳川御三家の水戸徳川家が現在の茨城県中部・北部を治め、今でも当時を偲ばせる史跡が多く残っています。これらを地元歴史ガイドの案内で訪ねます。一方、筑波宇宙センターなど未来を開く施設もあります。また千葉・北総は格式の高い香取神宮と小江戸・佐原の情緒あふれる街並み・この地に住んだ伊能忠敬関連の一級品を展示した記念館があります。ご期待下さい。

1. 開 催 日 : 平成30年5月24日(木)~25日(金)
2. 集  合 : 横浜駅西口天理ビル前 午前7時40分
3. 募集人員 : 先着45名 申し込みは回答ハガキにて3月31日まで
(回答ハガキは参加・不参加にかかわらず全員返信お願いします。)
4.参 加 費 : 25,000円( 1泊2日・宴会・昼食2回・入館料等 含む )
参加費は4月例会時に持参または4月8日までに振込み願います。
5.宿泊場所 : ホテルルートイン水戸県庁前
茨城県水戸市千波町1953-1 TEL 029-305-0111
( ホテルは一人一部屋・希望があればツイン )
6.行程(事情により変更もあり) ( ⇒バスで移動・Gはガイド付き )
・1日目(5月24日)
横浜(8時00分)⇒ 守谷SA ⇒ JAXA筑波宇宙センター ⇒ 昼食 ⇒ 予科練平和記念館(G) ⇒ 西山荘(G) ⇒ 佐竹寺(G) ⇒ ホテル(宴会)
・2日目(5月25日)
ホテル ⇒ 偕楽園(G) ⇒ 弘道館(G) ⇒ 昼食 ⇒ 香取神宮 ⇒ 佐原散策・伊能忠敬記念館 ⇒ 海岸幕張PA ⇒ 横浜(18時50分頃)

見学場所ミニガイド
〇 筑波宇宙センター・・筑波研究学園都市の一画にある日本最大規模の宇宙航空開発施設。
〇 予科練平和記念館・・大戦末期、この地で訓練を受けた若者が特攻隊として散っていった。
〇 西山荘・・・・・・・・・・・・水戸藩2代藩主・徳川光圀の隠居所であり国の名勝・史跡に指定されている。
〇 佐竹寺・・・・・・・・・・・・かつてこの地を治めた佐竹氏の祈願所。ここの節なし竹が佐竹の名の由来。
〇 偕楽園・・・・・・・・・・・・金沢兼六園・岡山後楽園と並ぶ三大名園。徳川斉昭によって造られた。
藩校・弘道館は勉学修業の場、偕楽園は休息の場として設計された。
〇 弘道館・・・・・・・・・・・・徳川斉昭が開校した日本最大の藩校。複数の施設が国の重文となっている。
〇 香取神宮・・・・・・・・・・延喜式で神宮と記されたのは伊勢・鹿嶋・香取の三社だけ。旧格は官幣大社。
〇 佐原散策・・・・・・・・・・香取神宮の門前町。川沿いに土塀や江戸・明治の建物、別名・小江戸佐原。
〇 伊能忠敬記念館・・・・忠敬はこの地で酒造業を営む伊能家に婿養子として入る。資料館は一級の測
量展示物など充実していて時間を忘れる。伊能図や測量器具は国宝。

問い合わせ先:上野 隆千(たかゆき)(045-903-4703)

会員関連情報

神奈川歴史研究会第330回月例会のご案内
3月18日 当会会員 槙 良生氏の講演が行われます。
日時 平成30年3月18日(第3日曜日)13時30分~17時00分 (開場:13時00分)
会場 藤沢市民会館 教養室 (会館棟2F)
藤沢市鵠沼東8-1 (藤沢駅南口より徒歩約10分)
会費 1,000円(資料代他)
>>藤沢市民会館についての説明はこちら→
演題①  一橋冶済と徳川御三卿
講師   小林 啓介氏
演題②  宇和島藩祖秀宗 奮闘の生涯
講師   槙 良生氏
*詳細はリンクサイト「神奈川歴史研究会」をご覧ください。

◇小田静夫氏
考古学者。1942年東京生まれ。國學院大學文学部卒業、明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了、2003年「日本旧石器文化の研究」で文学博士(総合研究大学院大学)。東京都教育庁勤務後・定年退職。2005年岩宿文化賞を受賞。09年伊波普猷賞受賞。藤村新一の旧石器捏造をかねてから疑っていた一人。